Eri Liao

+ 残歌 Zanka

Eri Liao (vocal)

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残歌 Zanka

岩田卓也 Takuya Iwata (shakuhachi)

ファルコン Falcon (guitar)

伊藤志宏 Shikou Ito (piano)

photo by Cafe Beulmans

about

Eri Liao + 残歌 (岩田卓也 × ファルコン × 伊藤志宏)


シンガー Eri Liaoと、尺八奏者 岩田卓也、ギタリスト ファルコン、ピアニスト 伊藤志宏の3人によるジャンルレスのインストゥルメンタル・トリオ“残歌”が、2019年からセッションを重ね、結成されたスペシャル・ユニット。

日本の伝統楽器である尺八の世界チャンピオンであり、邦楽界では華々しいキャリアを重ねてきた岩田卓也は、古典にも重きを置きながらも、流派を飛び出し、自由な表現活動を求めて、様々なジャンルのミュージシャンとの共演を積極的に行ってきた。その中で、ジャズ・ピアニストの伊藤志宏と、ギタリストのファルコンと共に、2016年「残歌」を結成。2019年には、アルバム『うたかたの歌』をリリース。

Eri Liao + 残歌では、まるで歌詞が聞こえてくるかのように自らの唄を尺八で表現する岩田と、多彩な声を持つEri Liaoが、ドラマティックなファルコンのギターと伊藤志宏のピアノの演奏の上で、まるで歌を交し合うように音楽を紡ぎだす。

Eri Liao(歌手)

台北市出身。幼少時から自身のルーツ台湾原住民族の音楽と踊りに親しむ。東京大学大学院在学中、NYへ。ジャズと、コロンビア大学大学院芸術学部で文芸創作を学ぶ。祖母の死をきっかけに本格的に音楽活動を開始。台湾原住民音楽、ジャズ、民謡など、古今東西、言語もジャンルも超えて心揺さぶる“うた”を歌い続けている。2017年、1stアルバム『紅い木のうた』発売。

https://eriliao.jimdofree.com/

岩田卓也(尺八)

愛知県出身。東京芸術大学中退。在学中、人間国宝の山本邦山に師事。2002年、NHK邦楽オーディション合格。2004年、第10回「長谷検校記念全国邦楽コンクール」において最年少で最優秀賞と文部科学大臣奨励賞を受賞。2009年、東京邦楽コンクール1位受賞、日本伝統文化振興財団賞受賞。2012年、世界尺八コンクール1位。世界一のタイトルを獲得。海外公演多数。

https://iwatatakuya.jp/

伊藤志宏(ピアニスト、ボタンアコーディオニスト、作編曲家、プロデューサー)

東京都出身。5歳から祖父の岸川基彦にクラッシックピアノを師事。14歳で東京交響楽団とベートヴェン・ピアノコンチェルト第3番を共演。慶応義塾大学在学中にジャズに目覚め、23歳からプロ活動を開始。2012年畠山美由紀、青木カレン、一青窈等が参加した初リーダー作『ladies & pianoman』発表。島裕介とのデュオ"Shima & Shikou DUO"、北田学との"audace"、2013年から松浦俊夫 presents HEX、2016年『残歌』のメンバーとして活動。ソロピアノ作『ヴィジオネール』(2013)、3人のcelloで構成された伊藤志宏 3 cello variationによる『タペストリア』『ノクティオドリア』、ピアノトリオ作『毒ある寓話』(2017)などリリース多数。また沢山の歌手から伴奏者、アレンジャーとして信頼を寄せられ、演奏以外に映画音楽の作曲なども手がけている。

https://www.shikoupf.com/

Falcon(ギタリスト、作曲家)

広島県出身。アコースティックギターを軸にエフェクトを活かした空間的音作りによる独自の奏法が話題を呼び、ウェイウェイ・ウー(二胡)、中西俊博(vn)、カルメン・マキ(vo)、鬼怒無月(g)、マレー飛鳥(vn)等と共演。Eri Liao Trio、残歌、サイバー民族団など多数のバンドに参加。即興演奏を軸にしたダンス、朗読、写真とのコラボレーションや舞台音楽など多様な音楽に取り組む。2019年、アルバム『美しき様々の夢』発表。2023年、2023年Eri Liaoと飛鳥stringsをフォーカスして作詞作曲、アレンジも手掛け、”うた”に取り組んだプロジェクト「ハルカストリングス」で、アルバム『風の中の夢』をリリース。

https://falconguitar.jimdofree.com/